✨木星ー冥王星コンジャンクション


4月5日
山羊座で木星-冥王星がコンジャンクションを形成


木星、冥王星コンジャンクションは、
だいたい12年~13年に一度訪れるアスペクトです


理想や拡大発展の星木星と、祖霊や先祖の象意でもある冥王星の会合は、
冥王星のほうが主導であり、木星はその顕れとしての手先でもあり

権力アスペクトとも呼ばれるこの合の時期は、宗教や為政者をうみだす傾向
そして
金権体質の象徴でもあり、ひとつのムーブメントの発露でもあり終焉をあらわします

サインによって、現れ方が異なりますから、近年代の会合をふりかえってみますと




●1980年10月27日 天秤座でコンジャンクション

この年の出来事
1980年 自動車生産台数世界第一位、竹の子族が出現、
    ゲーム&ウオッチやルービックキューブ、チョロQなど玩具の大流行
    モスクワ五輪(日本をはじめとする西側陣営の約50カ国がボイコット)

木星のイングレス  1981年11月蠍座へ
冥王星のイングレス 1983年11月蠍座へ


天秤座での木星、冥王星コンジャンクションは、流行を変え、
1986年からはじまるバブル景気を生み出す兆しを生み出した時期にあたります。
バブル(1986年12月~1991年2月)を生み出した時期は冥王星蠍座、
まさに金鉱脈や地下資源の象徴の冥王星蠍座時代です。
また、
冥王星が蠍座へイングレスした1983年は少年少女の自殺が社会問題化された時代でもあります。



●1993年11月10日 蠍座でのコンジャンクション
この年の出来事

1993年 日本でのインターネットのサービス開始(“JNIC”誕生は1991、一般化は1994)、
 皇室会議で皇太子徳仁親王と小和田雅子の婚姻が決定
 M 6.6の「能登半島沖地震」発生、 元自由民主党副総裁の金丸信が脱税容疑で逮捕、東京地検、ゼネコン汚職事件で大昭和製紙の斉藤了英名誉会長を逮捕、
12月田中角栄が死去


蠍座冥王星時代は、1984~1995年、蠍座は支配被支配、死と再生の星座であり、冥王星の支配星座でもあります
神秘主義や、精神世界、ニューエイジなどのムーブメントにも関係しています、そして宗教、それも新興宗教やカルト的な存在です。
多くの組織化も生まれました。蠍座的な中央集権や、集団統率のそれまでにない縛り合いの構築

そして、話は戻りますが
木星、冥王星コンジャンクションが起きた1993年は、改憲問題、自衛隊法の改正など、防衛計画の見直しが活発化した年です。ただし、蠍座の特性もあり、この時期のものは、まだ水面下で地下活動的....本当に浮上してくるのは、もっと後になってになります。戦後体制への不満の激化なども、戦後トラウマを意識しはじめた段階といったところ...にあたります。




木星のイングレス  1994年12月射手座へ
冥王星のイングレス 1995年1月射手座へ



●2006年11月24日 射手座でコンジャンクション

この年の出来事

2006年 ライブドア事件、格差社会、10代から20代を中心として第二次ケータイ小説ブーム、北朝鮮が地下核実験に成功したと発表、ソフトバンクが、携帯電話業界大手のボーダフォンを1兆7500億円で買収、
非接触型ICチップが内蔵された新型パスポート「IC旅券」を導入、玄海町の九州電力玄海原発での国内初のプルサーマル受け入れを表明、ICカード公衆電話とICテレホンカードが廃止、
「ワンセグ」が開始、 村上ファンドがインサイダー取引の疑いで村上世彰代表が逮捕、
 住生活基本法が公布・施行、アメリカ合衆国産牛肉の輸入再開、いじめを苦に自殺の増加、


射手座の木星は、木星のホームである射手座回帰ですから、木星の持つ拡大発展のパワーが最大に活性化されます。
高い理想と高邁な精神など、そして外国を表す射手座の木星は、多くのビジネスを拡張していき、グローバリズムの浸透。


射手座冥王星時代は、1995~2008年、射手座は上述したほかにも、思想や哲学、宗教や教育、海外を司る、関係の深い星座です。蠍座は、無意識化のエネルギーであるのに対して、射手座は、オープンで外交的な性質であり、集中的で限定的な蠍座と異なり、物事を大きく発展させます。そして、射手座の宗教は宗教イメージや教義そのものと解離したもっと本質的な問題をテーマとされます。キリスト教でいえば、キリストの文言と、キリスト教の主張のあいだにある相反する問題など相容れないことを議論したりするなどです。
冥王星は、死と再生、スクラップ&ビルドの星と呼ばれるように、本質でないものを瓦解させ再構築をはかっていく惑星です。



木星のイングレス  2007年12月 山羊座へ
冥王星のイングレス 2008年1月26日 山羊座へ


2007年 食品表示の偽造、年金記録問題、第一次安倍内閣、
     アメリカ合衆国でサブプライム住宅ローン危機
     (アメリカの金融バブル崩壊の引き金になった)
2008年9月15日 リーマン・ショック



ざっと、特徴的な出来事と、その後の惑星移動について簡略的にのべてきましたが

今日の山羊座での木星、冥王星コンジャンクションは、14年ぶり

しかも、今回は、直前である先月、冥王星、土星の約30年に一度のコンジャンクションを形成して後のもので、トリプルコンジャンクションなど、本当に今年は、山羊座祭りのあと、暮れに木星は、水瓶座へ、土星も水瓶座しているため、風のサインでのグレート・コンジャンクションという、200年サイクルのサイン移動と20年サイクルの合致した

大きな天体イベントが目白押しです

この影響は、今日明日どうのというものではありません。

時代異変と変移の象徴のオンパレード

木星、冥王星は、権力志向であるとは最初のほうで書きましたが
王権の星座である山羊座でのコンジャンクションなので、その顕れも絶大だと思います。
これは、対抗の蟹座である家庭や国家をあらわすもののエネルギーの社会へのあらわれとしても、最終形態でもあります。

蟹座の冥王星時代(1914年12月末~1938)は、民族意識、民族懐古などナショナリズムが主軸となった時代です。ナチス政権の台頭や、第二次世界大戦の勃発...大きな戦争の起きた時代でもあります


そして山羊座の冥王星は、この時代の問題の拡大バージョンでもあり、
まさに山羊座の最終を移動していくときに、こうした、まるで戦時下のような問題が発生し
期せずして、ナショナリズム回帰のような状態になっているのも偶然ではないと感じます

いま起きている問題は、この後に控える社会変容の切っ先のようなもので
本当に理解されるには、あと数年後の、水瓶座への冥王星移動を待たねばなりません。



これは個人観ですが、本当に長かった、やっと終えられる...冥王星蟹座時代にお国のため(究極的には、家族や郷里のため)に、命を懸けて戦争という名の犠牲となられた英霊の方々
そのときのカルマの解消がいまの 蟹座の対抗にある山羊座
国家のための贄とした、国家のカルマとして、国家体制そのものを揺るがす 世界規模でのこのCOVID-19の問題となっている気がしてなりません

個々の問題というよりも、組織として、また集大成としての国家としての責務が問われるなか、
最大の国家権力を揮って 各国がこの問題に取り組んでいる最中ですが、

まさに、冥王星、木星コンジャンクションの 集大成な感じがしています


結果はそれぞれでしょうし、はっきりいえば、国家幻想そのものの消失
それは、国家がなくなるという そういう意味ではありません

これまで 国家という名のもとにおいて 共有されてきたイメージの喪失、
ようは付加価値のようなものが、瓦解されていく

そういう象意です


国民はいわば、国家の持ち物のような存在で、共依存関係にありますから
どうしたって、従わねばならず巻き込まれます

蟹座-山羊座のラインは、個の最小の集団化の家庭や一族、民族を象徴する蟹座と、その社会的な拡大バージョンとしての巨大組織や、巨大システム、国家を象徴しています。

どちらも、個ではなく集団化の象徴ですから、個としては単体としての機能を奪われ従属するサインです

なんとなくイメージいただけたかと思います

こうして眺めると、自主規制はやって当たり前なのですが
日本は違う意味で躾が行き届かなかったのか あるいは、本当に強制されない限り
自粛できないほどマヒしてしまっているのかもですが、

欧州は、戦時の時のガイドラインを基にして、ロックダウン以降の統制をはかっているのも
本当に、、、再現のようなものなのです

日本は多大の犠牲を出しました
それも、アジアの他国の領域において。。。

アジアのCOVID-19の発症状態は 
欧米諸国の
指数関数的な右肩急激上がりのグラフとはまったく異なりなだらかですが

あの時代も本当に巻き込みにあった諸国のことを思うと当然なのかもしれない...
日本はまだ未知数ですが、そうとう蔓延していることは否めないと思います

ですが強毒化においては、まだ抑える道はあると信じています

それに関しては

個人的に可能と思われることを 今後配信しようとおもっています

必要である方に届くように、ご縁のあった方と共有化をはかり
乗り越えていきたいとおもっています
公開は限定で行う予定なので、
必要である方はFacebookにリクエストください






そして、今後の動きに関して、もっと書こうかと思いましたが
いま書いても ピンとこないかもしれないので

このくらいにしておきます。


こうして書いていても 思ったのですが
本来 日本人はそんな巻き込みにあわずともいいはずなのです

なので、被害最小でダメージは少なく...いけると期待したい

そうはいっても現実問題は、
今後多くのことが浮上していきます

ざっと書いてきましたが

いまの主役は国家であり

下支えの国民はやれること全部投じて
本当に 協力しあうことが何より大切であると感じています

そのうえで、本当にどうしようもない事態というか
終息後に起きてくる 世界情勢や社会問題は
また別次元です



日本の場合
官製バブルの崩壊はもう時間の問題でしょうし、今年ではなくともいずれくるでしょう
水瓶座に冥王星が移動するのは2023年ですから

誰の目からも わかる急速なパラダイムチェンジは、そのころだと思います
が、それ以前に何度も訪れる、関門は
かなりハードであることは確かです

個々の意識をどんなに強く持とうとしても折れそうになるかもしれません

まぁ大丈夫だろうと 楽観していますが
それは、もうくるものはどうしたって訪れるという受容の境地からで
抵抗不可のものはしょうがないと感じているからです

抵抗が激しいほど 厄介になるそんな側面をなんとなく感じます

土星は、社会のルール、規範であり、絶対の存在その支配星座の山羊座での
多くの天体イベントは、本当に近代化以降の文明に

根幹から、存在意義そのものを問うている気がします


個人の人生においては

なんか こんな感じです

とあっさり言えるものではないので、

自己の内なるココロで感じる 理想とする在り方
そしてそのなかでの共同体験について、個を越えたところで最善とはなにかを自問自答するなかで
可能性の模索と、この先を見据えた
人生の在り方について 考える時間をいただいている

社会の主軸はいまピークアウトしていくところで

そういうときがもっとも力が強いので、弾けるまえの...のように
あまり実感はないかもしれませんが、

いまおぼろげでも感じ取っているものは
いずれ具現化します

なので、本当に、多くのチャンスが可能性がいま潜在的に訪れてることを
意識していてください



コメント

  1. あこさん。お久しぶりです!あけ海です。コロナ大丈夫ですか?
    なんかね~、世界というか、地球規模の...大丈夫かぁ~!みたいな~、
    本当にヤバいし、もう上も下もないとこまできてることに皆気付いて欲しい!みたいなね!

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