✨Uranus in Taurus 2018-2026 天王星の牡牛座入り

M4５： The Pleiades Star Cluster

Taurus

天王星の牡牛座入り

　

　今月は、２０１８年の天体移動のハイライトともいえる

　天王星が７年ぶりの大移動で牡牛座入りを迎えます。

　牡牛座入りは５月１６日

　その直前の前日には牡牛座で新月を迎え、

牡牛座のエナジーに満ちた純度の高い変化の幕開けとなることは確かでしょう

　約７年かけて牡羊座を移動した変革の☆が牡牛座に入るのは８４年ぶりのこと

　新たな７年周期のスタートの時期であり

　すべての人にとって

　大きな変化の時期を大変革の時期を迎えます

　遡ること牡羊座入りしたのは２０１１年日本では、東北大震災の翌日のことでした

　この７年の変化は、牡羊座のテーマ　自己に集約されています

　牡羊座は１２星座のトップであり、生まれたばかりの魂そのもの

自我をまだ獲得していない状態なのです

　自分とはなにか、自己の本質と向き合い、自己確立がその根底にあるテーマ

　ある意味で答えなき道を求道するのが牡羊座であり

荒野のなかを旅するような　孤独（牡羊座はそうは思っていない）

や飢餓感があったほうが

成長する星座でもあったりします

　生まれたままの状態というのは　もっとも心許ない状態でもあり

この７年は、不安定な時代背景のなかで、むき出しの　

本来あるべき姿に直面することが

多方面であったのではないかと思います

　冥王星が山羊座を進行していることもあり、それまで確かだと思っていた

組織や価値観が大きく揺らいでいる時期に、最適な形で　自己という

社会を支える根源的な個が、揺さぶられるというのは、

　相乗的には、非常に有益な結果をもたらすことは確かですから

意味のない　虚飾を取り払い　素養の部分があらわになったのがこの７年

　今後７年は、魂（牡羊座）が肉体を獲得する牡牛座の象徴がテーマになり

　物質的価値や富、フィジカルなことにスポットがあたります。

　別に肉体改造が流行るというわけではありませんが(￣▽￣;)

　健康への感覚も変容がもたらされるでしょう

　これまで価値あったことが

　人為的なものであるほど

　無価値観が大きくなって、

凡庸だとおもっていたことにかけがえのない価値を見出していくような

根本的な価値変容となることは間違いないでしょう

　なんのために費やしてきたのかわからなくなるようなことが

人生では一度や二度くらいは起こるものですから、

あまり　大したことではないとも思えるかもしれませんが。

これまでの共有してきた考え方が変容していくにあたってのことなので

物質価値だけのみを追いかけるのは、よほどの物質、あるいは金銭信仰で

裏を返せば　不安に　裏打ちされたもの

あるがままの状態では生きられない　切迫した不安感や欠乏感が

たいていは　ベースにあったりするものですから

無力感と引き換えに、空虚になっていく人も増えるかもしれません

これはけっこうこわいことですが

依存度の高いものが　価値がなくなるのは

ひいては、　まるきり新しく生きなおすことも可能にします

非常におもしろいパラダイムシフトが起こっていくことは、

本気で新しい　芽が出ようとしている証

大地の第一星座でもある　牡牛座は富と豊穣の象徴でもあり、

古代より牡牛は　家畜としての価値から金銭に結び付けられてきました

１２星座の牡牛座のテーマの根源でもあり、牡牛座の原型は、信仰です

崇拝対象は　金星...美と愛の象徴であり、ギリシア神話でヴィーナス

古代オリエント（星座の起源）では　イシュタル（女神）に支配される　

牡牛座は、時代でいうと石器時代の　象意でもあります

人類の黎明期、

道具を得て農耕がはじまり

発展していった大いなる牡牛座時代（６０００年～４０００年前）

国家の誕生した時期にあたります

　『　＊都市国家が生まれた時代は２０００年周期でいう牡牛座時代で

　　この後に訪れた牡羊座時代は４０００年～２０００年前青銅器から鉄器へ移行し

　　戦車や投石機など武器を多用して

　　領土拡大のために闘争や紛争し、覇権争いが盛んな　争いの年代記に相当します』

天の牡牛は　豊かさと繁栄をもたらす象徴となった文化背景には

そうした時代に飢餓から救い満ち足りた暮らしを送ることを可能にした

文明勃興と

発展の軌跡

牡牛座のベースが　なぜ富や金銭にまつわり、物質価値なのかというと

長くなるので　この辺にしておきますが

その牡牛座に　変革の☆天王星が滞在することで起こる変化は

まさに　信仰対象が変容するということ

これは宗教的な意味あいではなく、　たとえば

生きるために必要なもの、価値観も　ひとつの信仰をもっていなければ

到底　成り立たないからです

今後は、発掘の精神をもっていたほうが

より豊かになっていくことは　確実で

既存の価値観にしがみついていたり、安心や安定をもたらしていたものは

その価値を喪失する

そういった変化が主流になっていくでしょう

ある意味では、あなたの牡牛を見つけてください

という感じ

それは才能であったり、生き方であったり、あなたが

他の誰でもないあなた自身が価値あると思えることを　追求することで

肥沃な大地が与えられるように環境が整い

　めきめき成長していくことが可能になる

そんな７年をイメージしていただけると

わかりやすいかもしれません

　牡羊座の天王星期に不安のなかでも、これかもしれない

と　追い続けてきたものがある人は

今後発展期を迎えます

　牡羊座は変化必死の星座で、目に見える成長とは少し異なるため

劇的な変化を感じられなかった人も

　これでよかったのだ！　と思える　

実質的な手ごたえを得られていくということ

　そういう意味で現状安泰というものが

　これから　根こそぎあやうくなっていく可能性もなきにしもあらずといえるでしょう

　ある意味では、安定基盤の喪失や　改善せざるをえない状況が

怒涛のように訪れる７年でもあり

　貨幣価値にも当然変化がやってくるでしょう

　おおくの兆しはすでに起こっているものの

永続的な変化という意味で、　経済や政治の側面での変化は

まったなしでくることでしょう

　価値観を変革する天王星は水瓶座の支配性ですが

、神話ではプロメテウスに関連づけられ

彼は、タイタン族（アトラスやエビーテウスなどの兄弟であり巨人族）の一人

天界から神々の火を盗んで人類にもたらしたことで　カウカーソスの山頂に磔にして

毎日、鷲に内臓を食べられ、夜に再生するという拷問を刑期三万年で与えられた

罪をおっても人類に火がもたらされたことで、

人類は発展し、引き換えに不死でもなくなった

（死ぬ運命）をあたえられたとか

プロメテウスは、人類と神との区別をもたらしたなど、いろんな逸話があるものの

トリックスター的な存在であり、

天王星の原型のベースともなっているのです

この天王星滞在によって、牡牛座の象意に変化がどうもたらされるかは

あけてみるまでは、予測にしかすぎませんが

簡単に終わることはないでしょう

そして、スピリットを象徴する牡羊座の７年変化の後に迎えるということは

新しく再生した　魂が　新たにはいりなおす肉体が

これまでのものでは、すでに役立たないからという観方もできます

成長した魂があるべき　器に不都合があればこそ変化がやってくるのです

必用は発明の母という言葉があるように

必用に迫られての変化が今後７年ともいえるかもしれません。

牡羊座のキーワードはI am

牡牛座のキーワードはI have

自分は何者であるかに気づいたとき

ようやく、本当の意味での人生がスタートして、何かを得ていく

なので、牡牛座の変革の　ベースはそれ以前の７年に依拠したものであることは確実です

これまでの７年を振り返り、

本当の意味で　手ごたえを得ていくのは

あなたがまったく価値を見出していなかった、あなたの一面かもしれません

牡牛座が所有をあらわすといわれてきたのは、

先に書いた通り、富や物質をテーマに持つからですが

所有という概念が変化するこの７年は、

自由度が高いほど、等価が高くなる

のが顕著になりそうです

物質の奴隷になって人生を終えるには

あまりに人生は短いのだから....

そして　価値の追求という意味で　副業や

趣味だったことが　本業に転じたり、　所属という概念にも

変化がもたらされるでしょう

余談ですが

牡牛座にはアルデバラン（α）をはじめ、プレアデス星団（天の七乙女）和名：昴、

ヒアデス星団など

多くの恒星が存在します

個人的にはM４５（プレアデス星団）いわゆる散開星団や

M1（かに星雲）超新星残骸とか、

牡牛の背中にあたる部分に存在する

活発に星形成を行うおうし座分子雲とか、　電波望遠鏡によって

美しい姿を拝見できるようになったので、、とっても　興味深い星座のひとつ

プレアデスの神話（ギリシア神話の７姉妹）は悲哀に満ちたものですが、

プレアデスゾーンの生まれの宿命は

　人生の意義を悟らせ、人間的な成熟をもたらすといわれています

　生きる喜びに物質は欠かせないものであっても、それだけではない意味を悟には

富と繁栄の根源的な意味をかみしめられるかのほうが重要だからです

　プレアデス星団は（悟りの星）とも呼ばれてきたのも

複雑なテーマを持ち合わせているから故なのでしょう

　ちなみに、、、象徴としての意味合いであって　プレアデス星人とか

根拠ない、、精神世界系の　ぶっとんだ　人たちのいう　意味とは異なるので

ご了承ください

　ああいうのは、オラはうけつけない

　大半は　でたらめで根拠もないもので、　人生を嘘で塗り固めるような

詐欺まがいのものだとおもっている

　プレアデスが悟りの星とされてきた故に、いろんな　まがい情報がねつ造されて、

本来の意味や象徴から　遠ざけられてしまっているのも

　逆にいえば、プレアデスの悲運に満ちた神話性には関連していそうだけれど

　ああ

また話がそれてしまった

本題に戻ると

　山羊座の冥王星とアース（地の星座）同士で天王星は吉角度を形成する今後７年は、

変化のなかでも　確かなあらたな価値が生まれていくことでしょう

　貨幣の分野ではキャッシュレス、システムではブロックチェーンの浸透、

ＡＩの分野が飛躍するのは、さらに先の、冥王星水瓶座時代　天王星双子座入りの７年後になってくるので

もう少し待たねばならないかもしれません。

が、エネルギーの分野は、変容は確実でしょう。　再生エネルギーなど

そしてフリー化への道

そして領域変化....

国家間、企業間、社会変容のなかで、あり方がいきなり変化していくような

７年となるでしょう

あり得ないと思っていたことが

あっさり実現していくような　驚きが

今後起こっていくように思います

土星も山羊座を滞在している、とくにこの２年は、現実的変化が目に見えておこっていく可能性が高いでしょう。崩壊と再建がセットでやってくることも。

あるいは再建のための破壊も、手段として、これまでに無いカタチで

作為的に　行われるかもしれません

いずれにしてもかくしておけないのが地の星座でもあり

早々に露見するため、公明正大なカタチで、行われることは確実です

火や風のように、わかりにくいカタチでは起こらない

そういう意味では　手抜きや突貫的な行為は

こういう時期には、よほどでない限り　心してやめたほうがいいことともいえます

少し地道に行き過ぎる感じでちょうどいいのが牡牛座であり

地に足のついていない感覚を嫌うため

　結果の伴わないことは、長期計画のうちで最初から込み出ない限りは

通用しないでしょう。　いままでなら大丈夫だったことも

厳しい判定がくだされるようなことは、各方面でありそうですから。

　出来上がりのクオリティよりも素材そのものの価値も重んじられるのが牡牛座の特徴です

美の観点にも変化があるかもしれません

　工事済の模造品よりも素材の豊かさや個性が際立つほうが尊ばれる

そんなイメージでしょうか。少し　粗削りなくらいで、あまり洗練されていない

ファッション性でいうと凡庸な　もののほうが市場受けする

そういう感じ

　そういう風潮がしばらく続き、また刷新されるので　牡牛座７年は素材を楽しみ、追求しましょう

　そうはいっても８月には天王星は再び牡羊座へ戻り

本格的に牡牛座入りするのは、来年...２０１９年の３月です

　日本は、まさに年号がかわり天皇の御代が変わるときに重なります

　山羊座の現...今上天皇が攘夷して

　新天皇に代替わりする

　歴史的な変化を迎えるため、

　これもひとつの　象徴変化だとかんじます

　その前に、、今年天王星が牡羊座に戻る直前には７月２８日

水瓶座で皆既月食が起こります。　今年二回目の（一度目は１月）

皆既月食は、２８日未明、すぐ近くに火星もあり、大きな天体ショーとなることも確かですが

　牡牛座の天王星とタイトなスクエアをとるこの配置は、

　１月３１日に獅子座で起こった皆既月食（ブルームーン）への

結果という意味合いもあり、　意趣返し的な方向転換があるかもしれません

　ちょっと楽観できないですね。これは、

　どこかで一触即発的な事象が、このすぐではありませんが、次の日食までは

微妙な緊張状態が続きそうです。　火星と天王星のスクエア（凶角）は、戦争配置でもとらえやすいアスペクトですから。冥王星と離れててくれて本当によかった

　かなり長くなりましたが、

　今後も加筆していくことがあると思いますが

　ざっと１２星座の今後７年について、これから書きますね

　本当は、そこだけ読めれば十分...と思われてそうですが

　ここまでお読みいただきありがとうございます。(;・∀・)

　PS:　というわけで１２星座別の運勢は、、次回ＵＰいたします(*^▽^*)

写真は二枚とも天空上の牡牛座です