写真はふぃーどで見たので
ふと...思うことがあり切り抜いた
アンタレスは蠍座のα星
さそり座で最も明るい恒星
赤色超巨星で
全天に21ある1等星の1つ
アンタレスの名は
『 火星に対抗する者 』
という意味の
アンチアーレス
に由来する
とされているものの
ギリシア語では火星に似たもの
を意味する
なぜこんな名がついたのかは
アンタレスは蠍座の心臓部にいちする非常に明るい☆で
まさに火星のように見えたことから
その☆の赤さがまるで火星を思わせたからなのだろう
アンタレスの赤さは☆の命が終焉に近づいているからで
どんどん巨大化し
いずれは大爆発を起こす
アンタレスはかつては太陽の230倍とされていたけれど
現在では太陽の720倍に変更された
超巨星
あかるさは太陽の8000~一万倍と考えられている
めちゃめちゃスケールの大きな☆
しかもアンタレスは実は
実視連星で、1.09等の主星(アンタレスA)から2.9秒離れたところに
5.2等の伴星(アンタレスB)が輝いている
こんなこと書いてると話がそれていくので
写真に戻そう
アンタレスが火星と競う者
といわれたのは
アンタレスのそばで火星が輝くからで
さて どちらが火星でどちらがアンタレス?
と見まがうことが
きっと多くあったのだろうと思う
火星は軍神マルス(ギリシア神話ではアレス)
に象徴される
戦いと勝利
を司る
冥王星が発見されるまで
蠍座の支配星でもあった
現在は蠍座のルーラー(支配星)は冥王星で
火星はサブルーラー(副支配星)
なので
象徴的には
火星in蠍座は パワフルで戦闘的であり
非常に 陰謀的でもある
蠍座は死と再生の象徴で
ギリシア神話では
海神ポセイドンの子で
巨人族のオリオン
オリオンは狩りの達人でもあり
ポセイドンの子ですから
海の上を歩きその姿は美しく逞しかった
けれど
性格は粗野で乱暴だったため
オリュンポスの神々から存在を疎まれることが多々あったのです
傍若無人な態度は
改められることはなく
「自分の腕にはたとえ神でも適うまい」
と公言をはばからず
そんな傲慢さに怒った
女神ヘーラーは
(オリュンポス十二神の一柱であるとともに、
ゼウスの伴侶であり「神々の女王」でもあった)
オリオンの通り道に巨大な蠍をはなって
待ち伏せさせたのです
オリオンはあっさり蠍に刺されて
その猛毒で命を落としました
ヘーラーは蠍の効を褒めたたえ
天に召し上げられて
星座となりました
一方、殺されたオリオンを憐れんだ女神アルテミスはゼウスに頼んで
オリオンも天に上がり星座となったのです
蠍座が死と再生を謂れとする
テーマに持つ
所以でもあります
恒星占星術でいうアンタレスは
アンタレスがその主星をつとめる
蠍座神話
に由来するように
人間離れした英雄の象徴でもあり
悲劇的なストーリーを併せ持ちます
蠍座は並外れたパワーや集中力
カリスマや偉業に通じる星座ですが
死して天に召し上げられたように
限界を超える
超えさせて神話化するような
偉大な影響力のある☆です
とくに
蠍座の29度は
涙の度数と呼ばれ
深い悲しみや絶望にまつわるとされる度数で有名です
蠍座の最終
それは
「変容」
そして
「生まれ変わり」
をテーマに持つ蠍座の
覚醒の度数でもあるからです
人が絶望的な試練や苦渋を乗り越え
霊的覚醒を促す
イランの英雄
ソレイマニ司令官が
アメリカによって殺害された
1月3日
火星は
蠍座の最終
涙の度数にあった....
英雄の死は
悲劇でおわることなく
新たな再生をもたらすことを
祈ってやまない...
写真をみて
なんて象徴的な事象だろう...と
あの出来事を彷彿した
いまは火星は射手座を進行中
世相の
ばく進劇はますますもって
盛んになっていくだろうと思う
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