鬼滅の刃で
空前の鬼ブームだけど
そういえば
もうおわってるとおもうけど
忘れてならない
大分の奇祭
『修正鬼会』(しゅじょうおにえ)←一応読み方つけとく
最近の人たちは
日本語まともに読めないから
国東と豊後高田で行われる
有名な歴史遺産
コロナで一般観覧はそりは無しだろう
いずこも。。。だけど
写真でしか見たことないだけど
有名な火祭りで
こういうのもクラウドファンディングの時代になっただね
東北の「なまはげ柴灯まつり」とも
ぜんぜん 異なるので
大分の国東半島のこの二月の修正鬼会は
お正月に行われる修正会とも種子が
すこしちがう
なぜかというと 修正会は前年の悪をただし
新年からの国家安泰、五穀豊穣を祈願する
ようは
鬼は悪としてあつかわれるのにたいし
修正鬼会は
修正会と 大晦日の晩に悪鬼を祓う 宮中行事
追儺(ついな)の式が
習合したような
鬼祭り、火祭りとが一体になった行事
起源は
六郷満山の開基である仁聞菩薩が養老年間
(717年-724年)奈良時代)に
六郷満山28寺の僧侶を集めて「鬼会式六巻」を授けて創始したとされ、
1300年の歴史を有する
かつては、六郷満山のあちこちの寺院で行われていたらしいけれど
現存するのは、もう上に書いた二つのみ
日にちは同日じゃなかったと思うんだけど
何ねんか前に 関係者の高齢化で、中止された
いろんな意味で 危機遺産なんだよ
他の地域でものこる鬼を主役とする修正会の
代表的なお祭りであるにもかかわらず...
なんで わざわざ 書いてるかって
鬼滅の刃ブームもいいけど
日本人なら 少しは 日本の風俗に
もっと 関心もったらいいのに
って ずっと昔から思ってたから
日本にきてる外国人の知人のがやけに日本の文化や風俗にくわしかったり、やっぱり仕事でそのまま日本にいついちゃう人は
あっちにいたころから日本へのあこがれとか
日本人以上に伝統的なこと学んでるから
そういう人との話しのほうが
おおおおお よくぞ!って思うことが多く
半面で さみしいな
なんで こんなに 外国文化にばかりかぶれて
外国語学ぶことには一生懸命なのに
廃れようとしてる日本の文化はないがしろにするんだろうな
って学生時代からおもっていた
別にいいんだけど
外観から ときどき勘違いもされゆけど
オラは 日本のことはもっと知りたいことたくさんある
なにかでブームになると関心をもつんじゃなく
素養として 大事にしなかったら
滅びは近い
言語と文化が その国のその国たらしめる
共同幻想で
そういうのが崩壊していくと
解体ははやいんだ
便乗商法で 節分はわいてたけど
奇祭を とりあげてないのは
今年はコロナのせいってわけじゃなく
こうやって書いてても 郷土史でもなかったら
知らない人のがおおいんだろうな
そんオラのぼやきはともかく
この奇祭は
鬼は幸福をもたらす使者
家内安全、五穀豊穣、無病息災を祈願する行事
天念寺のほうは鬼は堂から外へはでない
ほかは
岩戸寺と成仏寺
鬼が集落に繰り出し、鬼は里人の幸福を祈願し、里人から歓待を受ける
民俗学的には祖霊として扱われている
ここは独特の 文化形態なので
鬼に憧れる僧侶達によ って「仏(不動明王)」と
習合されて 鬼が仏になった里 (くにさき)
として 文化財指定されている
子供が 鬼滅の刃で わいてるときにこそ
こういう文化史は 伝承として
伝えるのは 大人の役目じゃろうに...
と
オラの背後の おっさんならぬ じいさまのようなのが言ってる
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