ポジティブシンキング



さっきは家族話題でちょっと重い話をしてしまったので

今度は、ポジティブシンキングについて・・・


私は、ネガなもの=悪だと思わないのだけど

ネガティブなものだけだったら、

やっぱり気が滅入ってしまうと思う。

でも、もしもネガな気持ちを抱いてしまったとしても

自分を責めることも、それをいけないことだと

感じ過ぎる必要も・・・・ないと思う

感情には、一貫性はない

ある意味衝動的で突発的な 自然現象のようなものだと
私は思ってる

なのに ポジティブシンキングに こだわり過ぎると

自然現象にすぎない感情を

とても重要視してしまうこともある


そういう悩みについて、いろいろ聞いてきて思ったことなんだけど。


ネガティブな感情も放置しておけば、そのうち過ぎ去っていくのだから

わざわざ 掘り起こしてまで考えないように

だって、

嫌なものを無理に好きになることはできないし

悲しい気持ちのときに、楽しい気持ちに

すぐにはなれないものだから

そのときの感情は、

流れるままに任せて

それを特別に扱うことのないように


平穏に過ごせたら幸せと思っても

平穏ばかりでないのが人生なのだし

お天気だって、快晴の日もあれば、悪天候の日もあるのだから

いちいち気にして問題にしていたら

きっと真実から遠ざかってしまうだろう・・・


しかしながら、真面目でデリケートな人ほど

こういうことを気にしてしまうようだ


心は変えられないのではなくて

いつかは変化してゆくもの

怒りや悲しみ、

自分のなかで ネガだと思う感情も

感じ続けているうちに

次第に疲れて

今度はベクトルが切り替わるときがやってくる


あせらないで、今の感情を味わうこと

そこに特別なエネルギーを注いで 深く記憶に刻もうとしなければ

その感情に支配されることはない


オイラは自由であることが好きなので

自分の感情に支配されることも好きではない


だから、きっと そんな風に思ってしまうのかもしれないけれど

自分の感情なんて、冷静に見つめてみたら

実に本能的で、そこに理性は存在しないのだ


しかし、感情があるから、幸せも感じられるのだし

感情との付き合い方は、慎重に、そして上手に距離をとって

おつきあいするのがいいと思う


真のポジティブシンキングは

ネガを否定してなくしてしまおうとするのではなくて

ネガを受容した上で

ポジティブへと向かわせるための

技術なんじゃないかな








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