明日は夏至を迎えます
夏至は一年で昼がもっとも長い一日であり、
占星術では蟹座のはじまり...
自然界のエナジーが最も高まる一日であり、
この日はお外で迎える(できれば自然の緑のなかで..)と
とても素晴らしい気を受けられるので
個人的には毎年楽しみな日だったりするのですが
今年の 夏至図は、非常に特徴的なので
気が引き締まる思いがします。
スピカフェでも書いたのですが
今年の夏至図は 春分図と同様に
とくに 日本のチャートではASCに冥王星が乗っかっています。
冥王星は
トランスサタニアン(土星外惑星)のなかで最遠の☆であり公転周期は約250年..
死と再生を象徴するとされるこの星が発見された年
(1930年)に発見された時のこと。
この世に核兵器の理論(仮説)が誕生しました。
冥王星(Pluto)の名はプルトニウムと関連づけられるのは偶然ではありません。
惑星の発見時には必ずその惑星を象徴するできごとを伴っているからなのですが
冥王星の公転周期は人類の寿命をはるかに超えるため、時代意識や霊性、死後の世界などと
結び付けられています。
春分に夏至と立て続けに水平線上に位置する冥王星は
今年の陣頭指揮を握っているといっても過言ではないでしょう。
個人の意識変化、時代変化... ともにターニングポイントにあることは確かだと思います。
この変化を感じ取っている前時代的な勢力が焦ってるのは
きっとそのため
でも、どう抗ったところで もう次の時代へいきましょう...と
時代意識は 一歩も譲る気はないという意志表示をしている気がします。
冥王星の発見時...冥王星は蟹座にありました。蟹座は国や民族、家庭や個人のルーツ、墓を司ります。
この頃、世界は先の大戦へと突入していったのも、、、冥王星の発見国がアメリカであったことも
忘れてはならないでしょう
現在、冥王星は山羊座にあり、蟹座の対抗にある、社会の頂点を司る山羊座で迎える意識変化は
蟹座での反省の上に立って行われることは確かです。
冥王星が発見されてからはじめて山羊座を通過中ですが、(ひと星座約25年かけて移動する)
ため、この惑星が通過した星座の司る事象が刷新されてる真っ最中なので
まだすぐに結果があらわれてくるというわけではないけれど
山羊座は社会や組織、この世的なシステムの頂点..山羊座に冥王星がはいってから起こっていることは
一連の大きな時代変化の通過儀礼のようなものであることに違いありません。
山羊座以降の星座は霊性を司ることからも、霊肉一致の時代へ向かうために
本当の意味で生命につながる生き方が求められているのだと思います
長くなりましたが
とてもワクワクした気持ちがする夏至図です。
同じことを繰り返すことはありませんから
個人の人生でも、、、かつて怖れていたこと、繰り返したくないと思っていたこと
もしくは直面したくない出来事にぶち当たったとしても
それは、今なら越えられるから訪れたということ。
かつての無知で無力だったときとは違うのです。
ひとりひとりの存在がモノをいう
古いテクニックでは通用しない。
それは社会にとっても個人にとっても
騙せないということ
そこに希望があります
個が誇りを取り戻すときを迎えている
海王星にはまやかしも介在するけれど 冥王星にはそれは通用しない
核そのものだから
本当に 楽しみな変化がこれから起こっていくでしょう。
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