古代の祭儀....

The White Temple and the Great Ziggurat

少し早いけれど

日本の歳時記のひとつ

お盆...

起源が不明だったり、日本古来の祖霊信仰と仏教との融合などなど
適当なことがかかれていたりするのだが。


信じる信じないは個々に任せるとして、

古代アッシリア（メソポタミア北部で興った文明）

前2500年ごろ～前605年に存在した　初期はアッシュールと呼ばれた文明の　天文書の記録のなかに
アブ月に行われていた「アブ祭」についての記述があり
アブ月という月名「アブ」は死者が冥界へと赴く道程に位置するとされる丘のことで
そこを通って死者は生者の国へ戻ることができ、生者は死者をむかえて供養できると考えられていた。

　その儀礼が行われるアブ祭、、そしてアブ月は、バビロニアの標準暦でいう第五月にあたり
現在の太陽暦の7月～8月にあたる

　アブ月には、、火鉢で火が燃やされ、松明がアヌンナ諸神のために高く掲げられ、
　　ギルラ神（火の神）は空高くから降りてきて、太陽に匹敵すると考えらていた。
　　このアブ月はビルガメシュ（ギルガメッシュ）神の月にして、９日間男性たちは彼らの都市で特定地域で
　　格闘技や運動競技を競うという祭事も行われたという。

　　このギルガメッシュの競技の由来は、叙事詩にでてくる、ギルガメッシュとエンキドゥとの組み討ちに由来するとも...。


　なにか感じられたと思う。

　お盆と、オリンピックが浮かんだのではなかろうか

　アブ月は、、、ユダヤ教も貸借しているので、

　どこ起源かわかっていないわけでもなく

　誰も
認めようとしないだけではないだろうか..

あるいは　歴史的断絶を、そろそろ統一したらどうかと
オラは個人的に思ってるけれど


いろいろ都合がわるいのか、
関心がないだけなのか、、
紛争地帯になっている場所は、、ことごとく、文明の重要地点だったりするのも
偶然ではないだろうと思っているオラは

いまだに
奪い合いが続いていることを悲しく思う


紀元前１２世紀のカタストロフは、、
大規模社会変動をもたらした

単純に技術的なものだけではなく文化的にも　分裂と経済衰退の影響をうけて、
ばらばらに散ったのだと思う

新たな時代を生み出すことにつながった　

とはいえ...

そうした大きな出来事の再来が

なんだか現代に通じている気がするのだ

それはここ数年感じていることで

だからといって、どうだっていうｍのではないけれど
追及していくほど、、それまでの疑問点が
たとえるなら　ピースがハマっていくように
わからなかったことが、、そーいうことなのか。と思ったり

そもそもは口承体系的なものが多い古代
文字を得たのが前3000年ごろなので、、
しかも、地域によって微妙に表現が違うものもあり
統一性のなさが、、　
そして、、関心を引かないのかわからないけれど

追及されたくないモノがある気がしてならない


ちなみに
イスラエル人の起源に諸説あるものの
この前１２世紀ごろ、、パレスティナの中央山岳地帯にあらわれたという説は有力で、
村落、定住化をはかり、西へ勢力を拡大していった。前1000ごろダビデ王のもと、イスラエル王国は建国した。
その後のほうが、多く語られているので、割愛するけど





もう少し評価を高くしたら
紛争なんかできなくなる...

平和につながるんじゃないかと　思ったりもする



話はまた飛ぶのだが、、
アッシリア時代の文化のなかで、食文化でいう　専門職がすでに存在していた
宮廷には専属の料理人が召し抱えられ（奴隷とは異なる）




たらたら書いてきたけれど
一日も早い戦争の終結と復興を願っている

復興力には
文化への関心が一番だと思うので
これからもときどきつぶやくと思う.......




ルーツをないがしろにして繁栄はない
火星に入植するようになって
いつか地球のことすら忘れさられる時代がくるかもしれないけれど

散り散りになっても遺伝子記憶でつながってる気がするからだ



そんなこと思うオラも
ギリシアの遺跡を訪れたときに
心霊的な感覚でいうと、、時代を越えて
その昔の遺跡のエネルギーをそのまま感じて、その時代に生きた人のインスピレーションを受けたときに
ギリシアは入り口で、、もっと古くの、、時代から持ち越してきたことに気づかされたことがきっかけだった。
なんだ、、この時代にすでに絶望していたのか...疑問はもっと古い時代にあったのか...って。
それからさかのぼる旅がはじまったのだが。
　最初が肝心というなら、、ポリスの誕生は失敗だった...と
その意識は伝えていただ。


それに関しては、また長くなるので、今度にするとして。


ぜんぜん、、遠いようで、
そうじゃない
ひも理論的にいえば、、つながってる

そういうものを
認識することは、、たぶん今後大事になってくる気がしている
分断の先には、、なにもないだよ






ところで、、話はまた舞い戻るのだが、
興味をもったのは、、文化の特殊性とか神秘的とかそんな理由ではなく

食文化的な興味がつきない点が　現実的に一番ひかれた理由かもしれない

古代遺跡、、神殿＝
なにか、特殊で神秘的なイメージのほうが優先されてきたけれど
実は、、とても土着的で、、
遺跡から出土している土器の数々やタブレットの　なかに、　飲食について、儀礼や儀式とむずびついた
食に関する境遇が残ってることもある


日常は＝食だから、

しかしながら、、ギリシア時代のようなレシピが存在しているわけでもなく、プラトンやアテナイオスが遺したような方法論があるわけでもないのだが。

そして、一般人の生活というよりは高貴な人たちや儀礼に結び付いた食卓事情に偏っているものの、日々の糧をどう保存し、何をもとめたのか、その後の数千年先と遜色ないレヴェルだったことが、、
興味がつきない理由でもある

メソポタミアは基本ビール文化でブドウの栽培がはじまったのは前3000年紀～
シュメール人とアッカド人の邂逅（前4000年）の早いころには、食糧事情はかなり進歩的だった

穀物はぶつぶつ交換の対象であり租税でもあったのは周知だけれど
労働の報酬が大麦で支払われていたり、
宮殿の文書で、、小魚180匹、王と従者のため食事用に受領...とか決済の詳細がのこってたりするのは
（前2000年紀ごろ）　数は少ないものの、どんなふうに調理されたのだろう？とか
いろいろ思いめぐらしてしまうのだ。

あるときのもの
腎臓...　肥えた牛肩肉、羊肉塊１０、魚のオーブン焼き１０、牛六頭分の食肉、塩漬け肉６塊
とか、、、　ときには、、、アヒルや鷲、野鳩。。。　熱くして供するとか
日付つきで残っていたりする

ニンニクや玉ねぎ、ナツメヤシ、ゴマ（植物油として）　碓き割り麦...レンズ豆
4000年も前に、、食卓にのぼっていた

そういうのがすごくシンパシーを感じるのら。


そのままでは食べられない食材を加工して工夫をこらしていた。　魚や動物の形をしたパン型が前1700年くらいのものでも残っていて、ルーブルや大英博物館に所蔵されてたりするが。
　歴史ではそういうことは教えてくれない

　火を手にいれてから、の文明発達は目を見張るものがあったのに
どうしてか古代は野蛮な扱いをしようとする。　ずーーーっと長くその恩恵にあずかってきたというのに。
　話がまた　とんでしまったが、
　神々に献上された食卓も、　典礼伝統に基づいて、定期的な供物として、６４８ｌもの大麦と小麦、、神々の一日の4度の食事のために、粉ひきが調理場へ届ける　ものは４８６ｌの大麦と小麦１６２を使って丸パンを焼き、
アヌ神のために30個、イシュタルのために30個、、とさらに再分配され、
　さらに面白いのは、、　粉ひき職人は、麦をひくときに、唱歌を朗唱しなければならなかったとか

　食に携わる職業も神聖な性格を帯びていたことが興味深い


　食卓についてかきはじめると長くなるんだが、
　歴史のなかで　埋没させられてきたことに　すごく興味があるのら

　バビロンのころにもなると、もっと史料があるから、神殿に所属していた代表格の料理人には「神官」の肩書が与えられたこともあり、名誉ある誇り高い職業でもあった。
　とうぜん、宮廷料理人は存在し、絶対的権限を与えられた料理長が一人、そのしたには、雑踏のように仕える作業人が雇用され、雇用契約も存在し、、上層階級に属する人々は住み込みの料理人を抱え、
高級料理、公的な場の料理、宴会料理...と専門家をなんにんも雇用していた。

　いまと遜色ないことが凄い
　
　そして火をつかった直火による焙煎や調理はカルーと呼ばれ、動物の肉のほか、野菜にもほどこされ、
とくに神々の食卓にあげるものは焼き物がほとんどだった。
　火をそれほど神聖であり、保存がきき安全な食と考えられ、じっさいそうだったのだから、
ふんとに、、人間って、わかってゆんだよな。と思うのら。

　もっと書きたいことはたくさんありゅんだが、
　神話構造にもつながっていくので、この辺にちて、、　ワインの原初は山のビールとよばれ、初期のころから樽で醸造されてただ。
　
　お盆の話のはずが、、

こんなとこまできてしまったが、、、

　少しでも関心もつ人がふえたらうれしいという
個人願望なので、、、ご了承くだしゃい(;・∀・)）