ピンクの小惑星ファーアウト
直径500km
これはそうとう小粒だ
カーネギー研究所の研究者であるScott S. Sheppard氏らによって発見された
この準惑星は
2018年11月10日
ハワイのマウナケアにある
山頂にある日本のすばる望遠鏡がその存在を発見し、
その後チリにあるラスカンパナス天文台のマゼラン望遠鏡が観測を続け、
軌道や明るさ、色などが調べられている
国際天文学連合の小惑星センターは17日、
太陽から最も遠く離れた太陽系の天体が初めて見つかったと発表した。
太陽からの距離は、地球と太陽の距離の100倍以上。
公転周期1000年を超えると示唆されている
「2018 VG18」と命名されたが、
研究者は「ファーアウト(Farout)」の愛称で呼んでいる。
米に発見され米によって準惑星に格下げされた
冥王星の直径は2370km
冥王星の衛星カロンは冥王星の直径の半分以上あるため
二重惑星(二重天体)
ともいわれているが
このカロンの半分以下のファーアウト
軌道が明確になっても
準惑星であって
惑星扱いにはならないが
小惑星の発見は
新たな基準や価値の創出にはつながる
ファーアウトは
何を象徴とするのだろう
ちなみに
太陽系外縁天体には公転周期順に
冥王星 :248年(1930年に発見)
ハウメア:282年(2003年に発見)
マケマケ:310年(2005年に発見)
エリス :560年(2003年に発見)
セドナ :11400年(2003年に発見)
が存在する
占星術では
新惑星が発見されると
伝統的に
その象徴の意味付けがなされたりする
エリスの場合は 神話名が名付け
エリスという名前は
ギリシャ神話に登場する
不和と争いの女神に由来
軍神アーレス(火星)の妹
エリスの発見によって
惑星の定義を巡って論争が起こり、
冥王星は準惑星という新カテゴリーに
分類されることになった
冥王星が発見されるまで
蠍座?の支配星(ルーラー)は火星だった
いまも火星は副支配星
冥王星は火星♂系列
♂アレスの妹にあたるエリス発見によって
冥王星が格下げされたというのも
エリスの神話性を考えると巧みだな…
いやだからエリスと命名されたのか!
とおもう
なぜなら
神話のエリスは、
ホメーロスによれば、軍神アレースの妹で彼に従う。
ヘーシオドスによれば、夜の女神ニュクスの娘で不和を好み、
口争いや殺人などの種々の災いの母でもあったりする
戦場では血と埃にまみれた鎧を着て槍を持ち、火炎の息を吐く
流石アレスの妹w
通常、有翼の女性として描かれる
そしてここからが根幹
女神テティスとペーレウスの結婚式に招かれなかった腹いせに、
「最も美しい女神に」と記した黄金の林檎を宴の場に投げ入れ、
ヘーラー、アテーナー、アプロディーテー3女神の争いを惹起し、
パリスによる裁定(パリスの審判)を仰ぐことになり、トロイア戦争の遠因を作った。
エリスは
結婚式に招かれなくて怒り
黄金のリンゴを宴の場に投げ込み、
不和を生み出すしたのだ
例えていうなら
太陽系という完結した世界へ
「完全なる人間の完成像をあらわす黄金リンゴ」
という
新たなイメージを投げ込むことで、
安穏としていた世界に、信念への疑いを
引き起こすというふうに解釈できる
話はそれたけど
今回の
ファーアウトは
サイズ感からも
名前からも
準惑星....小惑星のなかでも
ほんとに小粒
なので
そんな大それた シンボルではないだろうとも
思われる
新種の発見というよりは
カテ外勢力への動きがつよくなる
その名far out が暗示するように
現実離れした
型破り
発見が今年の11月であることからも
惑星発見は発見時の事象を象徴する
11月は仏で黄色いベスト運動がはじまった(燃料増税への抗議)
英国のEUからの離脱の正式合意
APECが首脳宣言を断念
このなかでは
仏に端を発する民間からの抗議運動が1番有力な感じがする
端的にいうと
創発民主制への動き...
ピンクの惑星は愛をもって行動する人たちを
サポートしてるに違いない✨
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