✨Winter solstice✨冬至祭✨




Winter solstice

今日は冬至...


 冬至は二十四節季の1つで、太陽が冬至点を通過する地点(時刻)のこと

冬至点と夏至点でいう至とは、太陽を巡る地球が

1年に2回、天球上で太陽の赤道面からの距離が最大になる瞬間をさし、

至点では、太陽の赤緯の増減が止まって、最大または最小の値に達します。

太陽の赤緯が、最小となる点を冬至点、最大となる点を夏至点と呼ばれる

定気法では太陽黄経270度

西洋占星術では
冬至は山羊座のはじまり

古代において

一年のはじまりは冬至であり
冬至は新年祭の儀礼でもあった



 人類史のなかで最古の暦を作ったシュメール人は、この時期祭事を行っていた詳細がわからない

 古代メソポタミアでは冬至をZagmuk(年の初めを意味する)と呼び、12月のこの時期12日間にわたって祭りが催された。 バビロニアではバビロニアの守護神マルドゥク(太陽神...シュメールでの神名はウトゥ)とカオスとの戦い、冬至でティアマトによって殺され、春分点で復活すると信じられていました。


この季節は、日照時間が短くなり、冬季を迎える。その原因は混沌(カオス)に住む怪物があらわれるためだと考えられ。
 古代バビロニアでは、バビロニアの主神である太陽の神マルドゥクが、この怪物と戦うのが冬至の時期とされていました。
 メソポタミアの王は、この祭の間に古い年とともに死に、蘇ってマルドゥクと一緒に戦うと考えられました。 王はマルドゥクに忠誠を誓う為、神殿にこもります。その間、偽者の王として罪人に豪華な衣装を着せ、 王のように振舞わせました。もちろん権力も尊敬も、偽の王のもの。 そして、祭の最後に、偽の王は衣装を剥ぎ取られ、殺されてしまいます。これは、本当の王の代わりに死ぬためです。


 もっと詳細に書くと

 この戦いの催事は宮廷で演武がおこなわれた。
そしてカオスから解放された王は儀式の10日目に神聖な結婚、、成婚儀礼を成立させ。この儀式の間、王は配偶者としてえらばれた者と性交をおこなう。通常は特別な巫女で独身。正確には子を産むことは拒絶する。これは神殿の大司祭の管轄。成婚儀礼は、宇宙の原初的な結合の再現としておこなわれ、世界の夜明けを迎える。この時期、12日間のいずれかで日食が起こる場合、王の替わりに、男が選ばれ(身代わり)たのではないかと考えられている。(蝕に伴なう王の身代わりは慣例でよくあったこと)


 冬至における祭儀は、古代ギリシアへ伝搬、さらに古代ローマでは、
12月17日から12月25日まで祝われた、サトゥルナリアという祭が冬至祭にあたる。

 サトゥルナリアは農耕神サトゥルヌス(ギリシアのクロノスにあたる)を祭るもので、
目的は闇を追い払う冬至の祭です。
 この祭は、とにかく高貴な人から市民にいたるまで大宴会の大騒ぎで、誰もが楽しむ慣習でした。
サトゥルナリアにはクリスマスに繋がる文化も多く見られる。

 人々は仮装して通りを練り歩き、豪華な晩餐会を開き、友人の家を訪ねてプレゼント交換をしました。 このプレゼントは“Strenae”や“Sigillaria”と呼ばれるもので、こうした贈り物を買うための市も開かれた。 Strenaeは、常緑樹や月桂樹の枝のことで、幸運を運ぶものとしてよく交換されました。 
 シギラリアは小さな粘土(焼き物)の人形で、子供たちに贈られます。 自家製の焼き菓子や砂糖菓子も交換され、上流階級では金や銀、宝石などもプレゼントされたようです。 サトゥルナリアは冬至の祭でもありましたから、太陽を生の世界に呼び戻すため、冬の夜中灯される蝋燭も プレゼントする習慣もありました。 
ローマの建物は月桂樹や緑の木で作った花輪にろうそくを灯したもので飾られ美しく彩られれた。



 古のヨーロッパでは、ユール(北欧語: jul、英語: yule)は、ゲルマン民族、ヴァイキングの間で、冬至の頃に行われた祭りのこと。ユールは、12日間に渡って行われていました。
冬至の日は夜が一番長く、次の日から、少しずつ陽が長くなっていく、ユールは、太陽の「死と復活」のお祭りでした。


 この冬至祭りが、のちにキリスト教との混交が行われたが、北欧諸国では現在でもクリスマスのことをユールと呼ぶ。英語でもユールタイド(yuletide)と呼び、クリスマスの祝祭自体を指す言葉となったが、現在は古語とされている。北欧のユールには、キリスト教伝来以前の習慣と結びついた、独自の様々な習慣がみられる。長くなるので詳細ははぶく..。




 冬至祭は、クリスマスの原型といわれているのは、事実で、現在のスタイルは多文化の融合の集積でもある。

 きりすと教支配のなかで乗っ取られたともいえるけど....。


 アジアの冬至祭りも多数存在する、、、

 ようは、いずこの文化でも、冬至を祝祭として祝ってきたことに変わりはない

 
 もっというと、西洋に関しては
 ローマ皇帝コンスタンティヌスがキリスト教を国教と制定した折に、多文化との共存をはかるために
冬至祭を選び、25日をキリストの誕生日として選んだともいえる

 太陽の復活に結び付け、そしてその思惑はまんまと成功した

 クリスマスはなくなってかまわないけれど

 冬至祭は重要なので、オラは支持している


 正式には12日間... この年末の期間は、大地が休眠し、春にむけて備える時期。
 エネルギーを蓄えて、春分からのスタート、本当の復活に
 
 自然界のエネルギーの起点に向けて、充電する期間でもある。


 
 長々とかいてきたけれど


 冬至は再生の時を迎える

復活の儀礼であり祭事

この期間

24節気でいう

冬至~


皆様

 素晴らしい冬至をお過ごしくださいませ✨

















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