✨既知のものを疑う大事さ



かつて

脳の三位一体論というのがあった
・安全意識の爬虫類脳(反射脳)
・仲間意識の哺乳類(情動脳)
・目的意識の人間脳(理性脳)
っていう分類で

爬虫類脳は3億5千万年前、人間脳が20万年前に生まれた....という代物で

脳はおおよそ3層構造になっており、 
人間は進化とともに新しい脳を獲得したという仮説。

本能(反射脳)や感情(情動脳)を抑えるべく、 
人間文化史のはじめに宗教や哲学が登場することを考えると、 
なんとなく納得させられそうだけど

現在では
この理論は大間違いで

「人間の脳を他の脊椎動物の脳と比べてみると、脳は、ほぼ単なる「継ぎ足し」「寄せ集め」の産物であることがよくわかる。トカゲの脳とネズミの脳には違いがあるが、その違いは「全面的な設計のし直し」によって生じたものではない。ネズミの脳は、基本的にはトカゲの脳を土台に、新たな部品を継ぎ足しただけのもの、と言ってかまわない。
同様に、人間の脳も、基本的にネズミの脳を土台に、部品を継ぎ足しただけのものと言える。脳は、進化の各段階で一すくいずつ積み重ねられてきた
アイスクリームのような構造になっているのだ。」

下等生物から人間に向かって直線的に進化したというのは誤り。
今いるすべての生物が共通の祖先から枝分かれした進化の先端におり、 
人間だけが進化の最先端にいるという考え方は幻想にすぎない。

人間こそが生物の頂点にあるという
人間の思い込み

時間と経過とともに進歩や革新があって成長と
考える狭窄思考

そんな人間の考えが、時に事実を捻じ曲げてしまうのはやっかいだ。

というのが
現在

いまの社会のあり方が
最先端で最善とおもっていたら

大間違いで

古代のほうが
よほど 平等で最善策を講じてきた
そういう法整備もたくさんある

そろそろ

人間は もっと 理知的で 
第四ステージともいえるような
第四の脳を獲得して

狭窄思考から卒業できたらいいのに…








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