✨元号から読む「昭和と平成」




「昭和」と「平成」のホロスコープから、
時代背景そして比較をしていきたいと思います。

前に 国家を分析するときには「大日本帝国憲法発布図」や
「日本国憲法公布図」といった憲法図をその国の誕生図として見ると書きましたが。

 日本には、元号なるものが存在します。

 そこで出てくるのが天皇制です。日
本は天皇主権の王制のような専制君主国家ではありませんが、
本当は コトバも正したいくらいですが、 
 司馬良太良太郎氏は、天皇制という言葉は、
えぐいことばで悪意がインプットされている
と述べたくらい。 
おそらく その背景には、

戦前と戦後で、著しい扱いの違いがあるからだと思われます。
完結にいうと、

戦後の歴史家たちは
「日本の失敗を天皇のせいだと非難はしても、
日本の成功に関して天皇を褒めることはしなかった」
 一方、戦前、明治知識人たちは日本の進歩の功を天皇に帰しはしても、
その短所を天皇のせいにはしなかった」という指摘が、
明治時代と戦後の天皇制に関する論評の違いについてなされているように

 風向きひとつで、このように変えられてしまう、
それについて 悪意が込められていると
司馬氏は評したのではないかと思います。

 現在、象徴天皇として、象徴天皇制とも呼ばれる形態で存続されていますが、
他国と大きく異なる 存在であり、精神的支柱であることは、
曲げようのない現実だと思います。

なので、その日本の象徴である天皇の御代替わりは、
日本の社会的、精神的側面に影響を及ぼすという考えから
元号チャートを作成し、見たりしてきました。

「昭和」と「平成」では日本人の意識構造は大きく変化変容してきたものがあり、
それぞれの時代の意識構造
の違いを
 昭和生まれだとか平成生まれとか、
一般的に呼ばれるように
確かに時代性、文化性も大きく変容し、異色となるのも、
象徴天皇の機能しているゆえだとも思うのです。
どんな特色があるのかは、それぞれ違うので

 まずは 昭和から見ていきましょう

 昭和のホロスコープから、

山羊座の太陽と金星がコンジャンクションで乙女座の月と
牡牛座の火星とグランドトライン。

 これだけで、かなり優秀な経済成長をもたらす
偏差の高いアスペクトを保有しています。
グランドトラインは、幸運の大三角形と呼ばれ、その影響は
国家のチャートで国を表す太陽と国民を表す月。社会や国をあらわす太陽と一般大衆の月がともに経済の牡牛座、金融の牡牛に野心と積極性の火星があり大三角を形成。
 太陽はほかにチャレンジなアスペクトを持たず、
完全に経済大国化目指して、牽引していった感じです。

 昭和の初期、戦前は、このグランドトラインは、
政府の方針に国民感情と社会的物質的勝利を求めて、
一致団結して、戦争にも突入していきました。
 戦後は、この牡牛座(地の第一星座)の火星、(野心や領土拡大)はタブーとなり、
経済発展、発展途上国支援や開発といったカタチで、発揮されていくことになりました。

 牡牛座はなんであれ、まず物資、物質、素材に重きをおき、
牡牛座とその対抗の蠍座は金融ラインです。
 目に見える具体的で現実的な価値感しかないため、
昭和時代は物質主義をことさら助長することになり、
精神性は、実はないがしろだったのは、
 スピリチュアルな星座である魚座に、変革の天王星があるものの、
5ハウスで孤立しています。
ノーアスペクト(他の惑星と関わりをもたない)ケースは、
その惑星の力をもっとも発揮するともいわれていますが、
魚座の天王星なので、 
完全にクローズなカタチで、宗教的、スピリチュアル的精神は、
他と画するカタチで変化を遂げました。
 昭和時代がなぜ あんなに、宗教や、死、
そして霊的なものに ことさら距離があったのかは、
 戦前は、ゆきすぎたカタチで、神秘性を利用して、
 戦後は、厄災のように神秘性を扱い
考え方や取扱も 日常生活では取り扱いの難しい、
魚座の天王星に起因している感じがします。
 へたに扱えば振り回され、根源的にはあつかいきれない、
もてあまされた 神秘性やスピリチュアル

 そして、獅子座海王星、水瓶座木星のオポジションは、
壮大なビジョン、理想、そして、木星と海王星ともに
イマジネーションと拡大発展の象徴でもありますから、
木星は現世的、社会的、海王星は、木星の拡大バージョンで、
エーテル的な作用です。

壮大なビジョンのもと拡大発展し、挫折してなお、
復活して最終的にはバブルを引き起こした
昭和のチャートは最初に書いたように、
経済面で理想的な発展装置 
なので右肩上がりの経済成長を可能な限り続けたともいえます。

 話が少し脱線しますが、

 一枚のホロスコープには膨大な情報が詰まっているもので、
個人でいえば人生のすべて、はじまりからおわりまでの縮図ともいえる、
そして人生の航路を示す航海図でもあるのがチャート

そうした特性を浮彫にするチャートには、
 とくに公人や社会的に影響を持つ、
あるいは、継承者に必ずあらわれるアスペクトがオポジション(180度)で、
平成天皇だけは 例外的に 太陽ノーアスペクト
グランドクロスはお持ちですが、日本中の誰よりも公的な存在である天皇には
 高確率であらわれる
現皇太子(次代の天皇陛下)には、太陽に冥王星のオポジションがあわわれています。

 平成は、ある意味で特殊です、

そのことを踏まえて

次に、平成のチャートを解読していきたいと思います。

 元号のチャートは、天皇の崩御図を使用しています。
平成は、昭和天皇の崩御からはじまったわけですが、
 崩御から遡ること111日前の1988年9月19日。
すでに膵癌の終末期にあった当時87歳の昭和天皇は
膵癌が十二指腸に穿破したことにより大量吐血され危篤状態に陥りました。
昭和生まれ、
このグループの方々は、あの時期のことを記憶されていると思いますが、
そうとうな延命措置が行われたことは、確かです。
 危篤以降、崩御までに計31,865ccのという量の輸血を含む延命処置が施されました。
 既に回復の見込みがない終末期の人に大量輸血で延命処置を施すというのは、
おおよそ常識的感覚からはかけ離れた行為でもあったと思われます。
 こんなことを書くのは、激しく心が痛みますが、無理やり延命させたのは、政治意図なのか、亡くなっては困る状況のなかで、
おそらく いろいろな方面での思惑もあってのことと思われますが
意識などほぼなく、ただ生かされているだけの状態で、三か月以上もたされた。
 これは、昭和様の意志とは異なる時期に 
崩御されたといっても、言い過ぎではないとおもっています。


 実際、昭和天皇吐血から一週間くらいの時期に数日間にわたり、太陽、火星のオポジションが存在していました。火星は、エネルギーの☆であり、情熱と生命力を喚起しますが、コンジャンクションやオポジションは、心臓、いわゆる循環器系のアクシデント、けがや事故によるものなど、衝撃的な(ほかにもハードなものがいくつか重なった場合)終末をむかえる可能性はないとはいえないアスペクトだからです。
 占星術では、死をうらなうことはタブーとされていますので、 あまり書きませんが、いろんなケースがあるのですが、木星の関与は幸運な死とか。
予測はしませんが 起きてきたことを遡ると、
この出現時は、そうとう危機的状況で、意識はこの時期にもってかれてる可能性がたかいとおもわれます。

もしも、この時期であったなら、
これから見る 平成チャートではなく、 本来の時期であったであろう時期のチャートが平成の図になったのですが、そうならなかった。 たらればですが、平成は、 意図的につくられた時代として
考えてもいいとすらおもっています。

 バブル崩壊は、意図的だっというと言い過ぎのように思われるかもしれませんが。

 平成のチャートを見るとあながちではありません。



平成のチャートを見ると
 特徴的なのものは、まず ASCは山羊座で、太陽1ハウス。平成の今上天皇も山羊座のお生まれですが、
1ハウスの太陽は、個人のチャートでいうと、永遠に成長のない自我。この太陽は、蠍座とセクステル(60度)以外 目立ったアスペクトはありませんが、ASCと合の太陽は、ほかのどの惑星よりも、太陽は命運のほぼ9割を持ってるといっても過言ではないので、重い。見かけ上この太陽が幅を効かせる。

 そして、問題は、12ハウスに惑星が集中。それもみんな山羊座で、月、土星、海王星、天王星に勢ぞろい
12ハウスは隠れたハウスと言われ、意味は、陰謀、隠れた敵、犯罪、疑惑、隠したいこと、秘密、テロ、医療、福祉、を意味するハウス。星座では魚座のハウスでもあり、幅広いのは、12ハウスで終了ゆえ、新しく生まれる前の総ざらい的な問題を 内包するハウスでもあるからです。
 しかし、、これはハード。 好景気の材料は、牡羊座の火星と射手座の金星、 拡大と発展の木星は牡牛座でノーアスペクト。
 平成というのは名ばかりで、裏では、陰謀が渦巻き、景気は気のものですが、山羊座の月に土星が
コンジャンクションでは、浮ついた気分はまったくありません。伝統と権威、抑圧と制限の土星が、守護星座回帰しているときに、平成の元号になり
ぴったり30年(土星守護星座が回帰している)今年、土星が山羊座に入座したのは、2017年の年末ですが、
約二年半滞在する、このタイミングで 代替わり... しかもトランシット冥王星も2008年から山羊座にinしていますから、非常に大きな 一時代の幕引きといっても言い過ぎではないかもしれません。
 早くも幕引きですか?? て言われそうですが

 このチャート見てたら、長引く不況、しつこいデフレ、しょうがないよ。見たくないよ。とつい思ってしまう。土星と天王星のアスペクトは不況に関連。 平成のチャートではコンジャンクション。

 昭和から平成へ元号が変わったのは1989年、ですが、この年は、本当にターニングポイントでした。
昭和は、経済的に理想のチャートだと前に書きましたが、昭和が続く限り、金銭を奪い取ることはできない。
冥王星は死と再生を意味する星ですが、 それはすなわち、死が再生に直結しているという意味でもあります。
昭和から平成にかけてのタイミングによっては、昭和のままの空気のなかで、再生が起こります。個でいうなら、昭和さまのご意向のなかでの再生。
これを 遠ざけ外した 昭和天皇を意味する蠍座10度から4度離れた、(本当は5度は離れさせたかったであろう)ぎりぎりのところで、昭和天皇から離れたポイントで、冥王星が蠍座14度に移動中に、
日本国憲法の誕生時の冥王星とスクエア(90度)を形成したときに
 昭和天皇崩御、平成へと元号が変わりました

 これが作為的だった証拠にはなりませんが、意図的にしか思えない

 冥王星のハードアスペクトは、権力構造そのものが根本的な変化をきたすことを意味します。
 昭和のころにあった父権性もこれ以降 崩壊してきたのは、言わずもがなですが...。
日本国憲法図にある、月、冥王星のオポジションは、国民感情(月は一般、女性)を抑圧するだけの意味だけではなく、権力からのスポイルは、逆にいえば、深層では権力依存が存在するということ、権威的、権力的支配s的なものに、無自覚に圧迫されていることに、自覚できない。
 しかし、確かにある、見えない霊的な守護

 これが平成になると、ぽっかり虚になるのですから、天皇制の在り方そのものも、
もう前時代、昭和とはまったく異なるものへ変容していく、依代がなくなった感覚を
おそらく多くの方が感じられた、というより悟られたのではないかと思います。
 日本にとって、守ってくれる父はいなくなった。 そういう代替わりでした。

 後で、また書きますが、今上天皇の出生チャートは、これはまた凄いので、本当に、よく耐えられたと思います。献身以外のなにものでもない。
 
 それにしても、権力構造そのものが、変容に至るのは、ある意味ではチャンスでもあります、しかし、冥王星は、深層に関係するので、深く掘り下げ、思考しない限り、それには気づけない。
 なので、何もわからぬまま...漠然とさまよう、宙ぶらりんか、ルーツを掘り下げ、霊的なつながりを取り戻していく再生へ向かうかは、個々に託されてもいるともいえます。
 それ以前は、ある種の逃れられないしがらみ的な圧からくるもので、無自覚に受容というケースで、これもある意味では、深層でのつながりとはいえないわけですから。戦後あっさり洗脳されたいった

 と書き始めると脱線するので、この辺で。

 平成は、意図的だと書いた理由の決定的な事象は、

 しかも、平成になって、最初に起きた、バブル崩壊です。

 平成元年(1989年)
日経平均株価、史上最高値を記録した12月29日、日経平均株価は3万8915円という史上最高値を記録。
 その後、あっさりはじけて、日本は戦後最大の不況に見舞われます。
 これは 意図的に起こされた、というのは、
平成の元号図を見ると、策略と陰謀に満ち満ちているからですが、それに気づけないハウスに、惑星が大会合。平成にはいってから、粛々と、昭和の時代に築かれた経済体制を根底から、搾取のために、
国民感情を抑圧して、コントロールしていった。それも土星、海王星も共にあるので、感情的には消費の冷え込み、堅実性を強要。

投資が投資を呼ぶ形で発展し、経済拡大発展した昭和の流れは、
平成の始まりとともに刻印されたこの不況アスペクトによって、崩壊が宿命付けられたチャートは

 土星天王星のアスペクトは不 況と書きましたが、「リストラ」や「ミニマリズム」を暗示してもいます。

新規的でどんどん取り込んで膨らんでいく木星海王星のアスペクトとは対照的に、土星天王星のアスペクトは曖昧なものを整理、すなわり「リストラ」、制限と抑圧で断捨離していく堅物アスペクト。

よく考えたら、、、断捨離流行った、はやった
もうお腹いっぱいだけど、、あれを 主導しているものが、なんであるか
すこし 考えたら、おわかりになると思います。 目論みのうちです。
 消費の冷え込みを 危惧しながら、 断捨離が流行るというのは、おかしい、 
しかも それが時代性だと思わされているけれど、 それを利用する勢力もまた存在するということです。

 搾取の構造しかない 平成図なので、リストラ(これは、外国からもたらされた、グローバル化で当然のように強要された)もので、 日本型では当然、ありません。
 個人的には、リストラという考えも、終身雇用をなくすことも 反対で、
派遣にいたっては、売国奴! 国民を捨て駒にする気か!!! と学生時代、朝のニュース見て叫んだのを覚えています。 なんで、わからないんだ。こんな大事だこと。 と思った危惧は
予想の斜め上をいく かたちで、いま、こんなになっている。

 ずっと黙ってきたけれど、言わないほうがいいことも、こうして書く気になっている一因です
あの頃、25年くらい前ですが、、 トモダチにいっても、誰もわかってくれなかった
雇用機会が増えると真剣に 善意で受け止めている。
 日本の多くの人たちは、疑うことをしない。そして、それが良しとされてきた
この無意識的な受容を、、外からはどんなに懐柔しやすく 持ち上げながら利用されてきただろう

本当に怒っていいことがたくさんあります。

話がまたそれるので、本道に戻りますと、

 バブルの崩壊は、昭和との断絶のために起こされたことで、日経平均の推移の図ものせましたが、
昭和と平成の断絶を、これほど よく表しているものは ないと思ったからです。

 平成のチャートは、土のサインが6、火が2、風が1、水1
 土の、固定サインの過剰は、物質への固着が強い反面、活動のサインがないため、変わりようのない時流、変化の乏しい経済、 山羊座は、ブランドや伝統、権威の象徴であるぶん、そうした方面はスポットがあたることがあっても、逆にいえば、足元をすくわれかねない、隠れたハウスにあるものは、あっさり足元をすくわれるように傷つけられることがあるからです。

 停滞ムードしかないため、常識から外れた極端な金融緩和策を起こせたのは、牡羊座の火星、と牡牛座の木星。牡牛座の木星は、そういう意味で、経済の安定化をはかる。なにをしても、収穫のために、援助するでしょう。
しかし、そうなると、まさに、時限で、元号変わりは、
大きく揺らぐことになる。 牡牛の意味は アース、土の第一星座、物質、五感、不動産や所有、国内景気。

平成図は、ある意味では景気に左右されずに、ある一定ラインを保てたのはノーアスペクトの木星の加護つきだったので。

元号がわりによっては、大きく下落する、 株も不動産も、それは ある意味では適正へと一度引き戻される可能性が高いでしょう。

いまのままでは 実態が見えなくなっているからです。

 2008年におきたリーマンショックにも言及しようかと思ったけれど、 これは長くなるので、
また別に 触れるとして。

 全体像の流れのなかで、
 外国勢力が 日本の、虎の子(郵貯や大企業)に手をかけ、昭和に積み上げたもの
ごっそり持って行くために、 元号がかわる時期を、介入予定で引き延ばしたとかきましたが

あれから、影で行われてきたことは、国民は12ハウスで、救われない場所のなかで、制限と抑圧のみえない
ゲージのなかで、子飼いされていた。
そういう観方もできるチャートです。




元号改正の、深い意味を、、次期は非常に重要なので、



新元号の発表はもう間もなくですが、
このあと、2019年4月1日発布図を 暫定でつくり見ていこうとおもいます。


牡羊座の太陽は、日本が新しい門出に立つ勢いを感じますが、
土星、冥王星のコンジャンクション、ほかの惑星はどんな感じなのか
気になるところです。


すでに影響下にある
土星、冥王星のコンジャンクション。

2019年 暮れにくるグレートコンジャンクションとまではいかなくとも、
同じ星座にあるだけでもその威力は十分にある。 
土星、冥王星は、利権絡みではなく、正しいものを遺す。ゼロにはならないけど
多くが整理されることになります。
 正確に影響があらわれるのは、2020年、グレートコンジャンクション、トリプルコンジャンクションと、大会合が続くのだけれど、

 昭和から平成への移行に伴い昭和バブルが崩壊した後、不動産や株式の価値は大きく目減りし、多くの日本人が多大な影響を受けたようなことが、元号改正の後にくることは、たぶん確実だと思います。



 緩和しなくていいものを緩和し続け、
本当に守護すべき国民を国体を危険にされしてきたのが平成でした。


 というわけで、新元号についてはのちほどUPします
















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