火星木星コンジャンクションは5月29日
今日は木星が牡羊座入りした
木星は社会的発展や
幸運星とかサンタクロースの星と
いわれるように
12年で1周する惑星なので
その年の流行や勢いやテーマを
司るとされるわけだけど
先日 書いたように
牡羊座は 12星座の出発点なので
ようは春分点からの
スパイラルした新軌道に入る
12年周期のスタートで
12年間つづいた 社会テーマは
まだ今年の暮れに魚座に戻るので
そこで 残り滓を回収したら
大晦日に牡羊座に入って 完全に
本当のスタートをきる
なので 前哨的な動きが
今から8月まで
その間に 計画ややりたいことのすべてが
実行できなくても プランとして 建てておいたり
いずれやると決定しておく
意志を 確かめて 方向づけしておけば
だんだん そういう方向に必ず開けるから
プログラミングしておいてもらいたい
っていう時期でもある
そんなね
ぜんぶが あっさりあっという間に叶なんてことは
それは 幻のように消えるのも早いから
ようは 燃え尽きて何も残らない
牡羊座のくせに何生意気いってるんだってかんじだけど
牡羊座の支配星、守護星は火星で
神話では 軍神アレス(ローマではマルス)
これは非常に重要で 火星は戦火でもあり戦果を
勝利をもたらす惑星なので
古代 戦勝祈願には
あのカエサルも 出兵前には必ず行っていた
マルスあるいはマールスと呼ばれるラテン語でMārsは
ローマ神話において ギリシア神話のアレス(アーレス)と
同一視されているけど
軍神としてグラディウス(Gradīvus)「進軍する者」の異称としても呼ばれる反面
かつては マレフィックな意味(疫病とか災いの)として捉えれていた
アーレスとは 違う意味として位置付けたかったためもあると思われる
というのは
マルスは 実は他のローマ神話の神格化した神々と違い
ローマ建国時にすでに ローマに存在した神で
ローマの建国といえば ロムルスとレムスの双子の兄弟は
オオカミに育てられたと建国神話にもでてくるけど
マルスの 聖獣はオオカミ
ローマ暦の3月の神であり、
冬季には休戦が当たり前であった
当時の文化のなかで春の濃厚のはじまる季節におかれた
マールスは、ローマ建国の父とされるロムルス王の父親という
伝承ものこっている
農耕と戦神という意味では
古代メソポタミアの シュメール文明では
豊穣と戦勝を司っていたのは 女神イナンナで
アレクサンドロス3世の東方遠征のあと
文化のもろもろの持ち帰りで
原型が習合していった
女神が男性神に書き換えられたりっていう
男性の支配社会形成の流れでの変更が
先にあったのではないかとおもっている
そういう書かれかたしてるものは ないので
個人的な歴史観 神話観だけど
ローマ人は農耕民族だったことからも
まちがった論説じゃないとおもってる
そりはさておき
その火星 もっと言うと 古代は金星(イナンナ)の管轄だった
戦神は 与えるとともに奪うという機能があり
戦争は 失うものも多く 勝てば官軍
だけれど 負ければ 命まで奪われるという
ハードなものだから
火星が マレフィックなのは(古典的占星術上で)
当然なんだろうなとは思うけど
それゆえに 火星の用い方は非常に大事
火星は炎、情熱、精神、意志、エネルギー、原動力、
新しいものを生み出すパワーの源なので
非常に使い方は重要で
木星が牡羊座入りすると
この 火星の意味する 事象が そのテーマにあたるので
無駄な争いしないように
実は これからの一年は 力の使い用が 非常に重要
不慮の事故とか事件性は 火星と天王星が教科書的な解釈だけど
火星はいま 魚座の終盤で
25日に牡羊座入りするので
守護星回帰 プラス 木星っていう
ちょっと過激な ムードもでてくる
勢いは非常にあるので
なんであれ 影響力が瞬間的にあがったり
突発的な 事象も起きやすい
火星は8月には牡牛座入りするので
本当に数ヶ月間は 気になることは
必ず なにか実行しておくこと
とっても大事です
予祝は この場合 おすすめできません。
個人的には 予祝はやめたほうがいい習慣だと思っているので
もし 感謝を捧げるなら 絶対にうちに秘めて
誰にも わからせないことが重要です
予祝やると発展しないから
本当に あれは間違ってる
得たつもりは できたつもりは大事なのだけど
祝うのは余計
密に秘すれば 現実化する
それまでは 油断は最後まで してはなりません
火星の使い方 は 細心の注意を払って
小さな火種も ようは 火が 巻き起こす
余計な問題を 生まないためです
祝福がある場合は 外からやってくるもので
それに対しての感謝は 非常に大切
どんなにささやかでも 布石となるような
幸運の兆しには 最大限の敬意と感謝を
感じ取って 絶対に漏れさせないこと
これが 足りないと 途中で足をすくわれたり
計画が頓挫したりする なにかがおきたりするから
ふんとに 大事なんですよ
最後まで漏らさない
堪え性のない 早漏は 役立たずっていう
そのまんまだよ
やりすぎは失敗する
火星は 牡羊座の火は原初の火で 持ち越すような
ものじゃなく 使えるよなものじゃない
着火という 現象としての誕生なので
それを扱うのは獅子座以降なのだけど
さらに 工夫して 利用となると射手座の管轄
牡羊座の火は よくもわるくも働く作用
だから 達成させる場合は
使う場合は 特に慎重になって ちょうどいいっていう
意味です
暴走したらなんにもならない
火星木星は 気が大きくなって
調子づいた ようは 打ち上げ花火で終わりかねないから
この火星と木星の力を 引き伸ばす
ようは 器としていう意味では 土星が必要で
落とし所が ない状態で
動くのは あまりおすすめしないっていう意味です
本腰入れてっていうのは2023になるから
すぐ 何かをどうこうしようとしなくても
じっくり 向き合って
逆にいえば 火星にとって
激しい衝動を 取り返しつかない状態もたらすのは
お手のもの
それで済まされたら困るっていうことを
よく注意していれば どうすべきかきっとわかると思います
もうすぐ月食で
その後 すぐ 火星も牡羊座入りっていうのは
一気になんとかしないとか
衝動が高まりやすくなるからこそ
いきなり解決を望まないこと
火星を制すると完全勝利が可能ですから
この牡羊座木星
そして まもなく迎える火星回帰は
ぜったいに モノにしてください✨
熾火のようにこのエネルギーを持ち越して
来年の 本格入りまでコントロールし続けるなら
きっと具現化するでしょう
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