ガガーリンの宇宙初飛行から60年 ~ Юрий Алексеевич ~

ユーリ・ガガーリンが着陸時に乗っていた宇宙船のカプセル


ガガーリンの宇宙初飛行から60年 

 ↑たまたま動画が目に留まったのでシェアした



そっかガガーリンがボストーク1号で

宇宙から地球に帰還して60周年

4月12日だったのか

世界初の有人宇宙飛行を単身搭乗した英雄

1960年代は宇宙開発が本格化した時代で

人類史の宇宙時代の幕開けといわれている

ただ有人宇宙初飛行して帰還後の

彼の人生は ...

34のときに

Mig-15UTI の墜落事故でなくなっている

事故ではなく人為事故説もあがったくらい

別の軍用機に巻き込まれたともいわれているけど

衝撃波に巻き込まれてっていうのは なかなか信じがたい

さらに新説では、コックピットの通気口が故障か前の搭乗者のミスで開いたまま飛行して低酸素状態だったというのもある

その最期はずっと謎のままだが


前人未踏の宇宙へ飛び立つとき

彼が残した 

ロシア語でパイェーハリ 「さあ行こう!」は

東側諸国では名言として有名になった

日本人には

「地球は青かった」という言葉のほうが馴染み深いかもしれないが

 オラは彼の残した 「さあ行こう!」と「神はいなかった」

という言葉のほうが好きだ


 世界初の快挙を成し遂げた

 彼の帰還パーティーには

 ロシア正教の総主アレクシー1世も参列

 最初にアレクシー1世が尋ねたことばは

 「宇宙を飛んでいたとき、神の姿を見ただろうか。」

ガガーリンは答えた「見えませんでした。」

総主教はいった

「わが息子よ、神の姿が見えなかったことは自分の胸だけに収めておくように。」

 そして、このあと激情家として知られる政治家

 ニキータ・セルゲーエヴィチ・フルシチョフが

 ガガーリンに同じことを尋ねたとき

 ガガーリンは、総主教アレクシー1世に言われた通り

 「見えました」と答えたという

 そしてフルシチョフは彼に

 「同志よ、神の姿が見えたことは誰にもいわないように。」

 と告げた

  (レーニン主義は宗教を否定しているから)

 これはガガーリンが 風刺ジョークとして語っていたとされてること。

 日本では 地球は青かったのほうが たぶん認知度は高いだろうけど

 欧米諸国では 神はいなかった のほうが有名なのは

 政治や社会(宗教)背景の

 違いだろう

 日本人はロマンが好きなのかもしれない

 地球が青かったときいても

 それはそうだろう

 海は青くうつったろう

 くらいにしか思わなかったオラは

 さあ行こう! このことばのほうがグッとくる

 アリエスは、占星術のキーワードでI am とされるけど

 Iを主語にしない ものであるなら

 さあ行こう!のほうが、ずっとアリエスらしいと思う

 もっと書きたいことあるけど

 ガガーリン以前にも 当時のソ連でh

 二度ほど 有人宇宙飛行を試みて失敗し隠匿してるともいわれている

 ガガーリンは1961年4月14日 ちょうど60年前

 ソ連英雄の称号を受けている

 60年... オラのうまれるずっとまえだけど

 60年たっても、初飛行の功績は

 色褪せない

 たぶん、他の誰よりも

 彼の感じ取ったエネルギーは 比較にならないだろう

 英雄は 本当に 早世する

 これだけは宿命づけられてもいるかのように

 いつの時代もかわらない

 引き換えるものがその生命というのはやるせないだけど

 英雄の定義にすらなっているのは

 なんか切ない


 そんな彼が地球に帰還するときに口ずさんだという歌


 ショスタコーヴィチ「祖国は聞いている」

音源はいろいろあるけど

たぶん、これが一番無難 

 ソ連時代の歌でほかにもいろいろ口笛でふいたりしたようだけど

 これが一番有名な歌としてのこってる

ソ連崩壊とともに演奏されなくなっていった

さらに皮肉ともいうべきか

共産圏のかの国では

 祖国は聴いている

 としたほうが正しいのではないかというお国柄でもあった 

なので、単純ではない複雑な意味がこめられてもいる...

 そう思うと いろんな意味での..がはじまったのも60年代

 戦後時代ともいえる

 そしていまやというかずいぶん前からロはハッカー大国

 攻撃速度もナンバーワン

 そんな祖国を彼はどう思っているだろう



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